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口腔外科(親知らずの抜歯)

親知らずが痛むようであれば早く抜く事をお奨めします

親知らずの抜歯

親知らず・親不知(おやしらず)とは、下顎第三大臼歯および上顎第三大臼歯の事を指します。

成人後に生え始めることが殆どですが、最近では未成年でも生え始めることがあります。

当院では、検査して治療の難度が高い場合などは歯科口腔外科のある病院に紹介しています。
検査では、レントゲン検査のほかCT撮影も行いますので、来院されたその日に診断結果を出す事ができます。

ただ完全に親知らずが埋まっていて、

  • 「周りの歯に影響がない場合」
  • 「親知らずが綺麗に生えていて噛み合わせもしっかりしている場合」

は無理に抜く必要はありません。

親知らずが生えているのであれば一度ご来院いただいて検査や診断を受ける事をお奨めします。

親知らずを残しておく事で・・・

親知らずを残しておく事で

  • 横に親知らずが生えている場合は、歯ブラシが上手く届かず磨き残しが発生しやすいため、虫歯にもなりやすく親知らずに隣り合う健康な歯も虫歯になってしまいかねません。

  • リスクとして下の親知らずの抜歯の際に神経(下歯槽神経)を傷つけることがあり、その場合は麻痺や痺れが残ることがあります。

  • 人生に大きく影響を与える時期(大学受験・就職活動など)に痛みが継続的に発生する可能性があります。

  • 個人によって1-4日目に頬がたこ焼きサイズまで膨れ、場合によっては激しい痛みを伴い青くなることがあります。

  • 生えている途中、あるいは治療中(長時間開口しているため)に顎関節症などを併発する可能性があります。

  • 親知らずの影響でかみ合わせが狂い体のバランスが崩れることがあります。